パワー・ウィンドウやエアコンやドア・ミラーが普及し出した'80年代は、乗る時に窓を開けるのは普通だった。
'90年代後半では其れ等が完全に当たり前になっていて閉め切り状態、教習所では踏切の音を拾う為に窓を開ける事を忘れる人が多いので、乗車時に予め開けておく事を指示されていた位だった。
そして'00年代後半、オイルショックで燃料価格が高騰し省エネと健康志向から、空調、特にエアコンを使わない人が多くなった。
流石に夏の炎天下では無理だが、其れでもこないだ富士山の5合目迄行った時は、ずっと登り調子で高負荷だし外は涼しいので窓を開けて走った。山はだいたい開けている。
効率の良い窓の開け方は、空調を内気循環で前席を50mm前後、対角線上の後部を2/3弱程度開放すると後ろから入った空気が前から外へ抜けて行く。
後部が開けられない場合は、外気導入で同様の効果が得られる。
外車は結露で電気系統が痛まない様に外気導入がデフォなので後者の方法になる。
勿論走行状態の話だが、何故クルマは前に向かって進んでいるのに前に空気を抜こうとするのかと言えば、要は後部の窓より前部の窓の方がフロントガラスにぶつかった空気が天井や両側面に沿い指向性を持って強く流れるコアンダ効果で気圧が低くなり、窓の隙間に伴う負圧による吸い出し効果(=ヴェンチュリ効果)を利用し易いからである。
一方後者の外気導入による換気方法は、フロント・グリルから入った空気をエンジンルーム等から吸ってバルクヘッド(隔壁)を介して運転室内の前席のウィンドウから抜いているので、前から後ろへのフローと言える。
2008/09/16
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