中でも知的生命体はコーラリアンと呼ばれ、人型コーラリアンの存在の意味を問い、仮定として敵でも御方でもない、此から記すべき白紙とされている。
此のアニメに於ける政治的メッセージは、此の勢力が此といったストレートに何かと何かが合致する様な表現はなされていないと思うが、細かな要素要素では可成り代替出来る。
例えば・・
コーラリアン→コリアン
エウレカ→韓国
アネモネ→北朝鮮
ボダラク→チベット仏教
ノルブ→ダライラマ
ray=out→新しい歴史教科書
グレート・ウォール→万里の長城とグレート・ウォール(宇宙の万里の長城)の掛け合わせ
おまけにJobs&WOZのコンビに於いては実在する人物で、禿とボサボサ頭という風体も同じ。しかもWOZの頭にはQuadraがw
トラパーは言う迄も無く、ミノフスキー粒子だね。
全体的には、アジアとの共存をどう図るかについてが、テーマであるかの様に見える。
『第27話ヘルタースケルター』より
ヒルダ「世界中で今、群発する大規模な地殻変動の結果、現体制へのカウンターを望む機運が高まってるの。」 マシュー「まあ今迄の様な、地方は地方、中央は中央って政治体制もガタガタ。」 ヒルダ「そういう時、か弱き大衆が求めるのは、虚像でも、信念を持った指導者であり、英雄。」 マシュー「ピンとこねえ。例えば・・?」 ヒルダ「ホランドみたいな?」 マシュー「なーんか違わねえ?」 ヒルダ「そうね。何だかピンと来ない。」 |
ケンゴウ「塔毎の地方自治が始まって約60年。其の間に溜まりに溜まった膿が吹き出した。」 ミーシャ「そんな時代の気分を反映した、閉塞感を突き破る物が欲しい。」 ケンゴウ「そんな指導者が打つ手・・」 ミーシャ「見えざる敵を明確にし、大衆の目を眩ませる。」 ケンゴウ「コーラリアン、そしてボダラク・・」 ミーシャ「知らないものは怖いもの。其の下地は既に織り込み済みでしょ?此の世界には。」 |
ギジェット「其れにしてもわかんないのはさぁ何でこんな難しい事になっちゃったわけ?」 ギジェット「ねえジョブス聞いてる?」 ジョブス「はい」 ギジェット「ねえ・・」 ジョブス「すいません、考えていました。少し見解が違う。」 ジョブス「もともと、此の世界は難しい有り様をさらけ出していた。」 ジョブス「ただ、誰かが私達に見て見ぬふりをさせるように仕向け続けて来た、結果なんだと思う。」 ジョブズ「君の言う、難しい事からね。」 ギジェット「ああわかるそういう色々。誰だって面倒くさいもんね。」 ジョブス「ぇへしかし、、其れでは済まない立場もある。付けの支払いを済ませる時が来る。間もなく。」 ギジェット「何だか怖いんだけど・・」 |
特アの嘘や理不尽な事であっても、土下座外交で逃げ続けて来た日本を暗示している様に見える。
裏を返せば、日本も其の嘘に乗っかって結局互いに嘘を吐きあってるわけだから、特アそのものとも言える。
『第35話アストラル・アパッチ』より
デューイ「あなたは、なんじの隣人を愛せよという言葉を知っているがぁ・・。」 ノルブ「なぁに?」 デューイ「我々人類に伝わる、最古の書物に書かれていた言葉だ。」 デューイ「しかし何故其の言葉が、人類最古の書物に書かれていたと思う?」 デューイ「其れは、人が其の言葉無くして、互いを生かしておく事が出来ないからだ。」 デューイ「何とも情けない存在だなあ。人という者は。」 ノルブ「何が言いたい」 デューイ「私は単に、人として自らの言葉を勝ち得たいだけなのだよ。」 デューイ「知っているか、神と呼ばれる者が最初に啓示したのが、初めに言葉ありきという事柄だった事を・・。」 ノルブ「そうか・・ふっ、ラスコーリニコフにでもなるつもりか、お前は」 |
デューイ「どおしたホランド。何を懇願しに来た。」 デューイ「生憎だが、お前等に与えてやれる物は殆ど無い・・・。」 デューイ「其の老人を放してやりなさい。」 「宜しいのですか?」 デューイ「構わない。ひもじい弟を慰めるのは、同じく時を逸した者がよかろう。」 ノルブ「ッフン」 デューイ「此の老人が何故此処に来たのかわかるか?」 デューイ「彼は知ったのだ。お前にエウレカの対になる者など見つけられる筈が無いと・・」 デューイ「故に諦めたのだ。スカブ・コーラルとの対話そのものを。」 ノルブ「すまない。」 ホランド「下がっていてくれ。」 ノルブ「ん?」 ホランド「あんたに見せたい物がある。。約束の品だ。」 ノルブ「何?!」 デューイ「ホランド!」 ホランド「ン、、」 デューイ「お前は私には絶対に追いつけない。」 デューイ「リフに始まり、お前は私を追って軍に迄も属した。」 デューイ「だがいつだって、私に追いつけた事があったか。」 デューイ「挙げ句・・私のお古の女迄拾う。お前にはお似合いだよ。」 ホランド「ン゛ッ!、、」 ホランド「下がっていてくれ。」 デューイ「例の下らない雑誌もそうだぁ。」 ホランド「ン!、、」 デューイ「お前はあの雑誌で信実を伝えようとした様だが、結果はどうだ、下らないモラトリアムを只垂れ流し、時間を無駄に浪費しただけではないか。」 デューイ「もうわかっているだろ。大衆には、信実等どうでもよいのだ。」 デューイ「大衆は信実では動かない。必要なのは、大きな声と強い刺激だ。」 デューイ「更に、其の愚民共のちっぽけなプライドを刺激してやれば、彼らは信実よりも、紛い物を選択する。」 デューイ「兄として忠告しておく。」 デューイ「ゼネラルな物の見方をしろ。さもなくば、お前に勝ち目は無い。」 ホランド「・・相変わらずだなぁ。」 ホランド「でもちょっとガッカリだぜぇ。」 ホランド「あんたが全然俺に追い付いていない事がなぁ。」 デューイ「ン゛、、何だと?」 |
征韓論か?w
此処迄来ると、中華思想丸出しの中国と日本が韓国を取り合っている様に見える。
ホランド側のメディアであるray-outが「新しい歴史教科書」だとすると、左翼的な歴史教科書が、大きな声と「強い刺激」になりますが、それは旧日本軍の蛮行(笑)と自虐史観(笑)と呼べるようなものが「強い刺激」なのだとするとしても、
「ちっぽけなフライドを刺激してやれば、まがい物を選択する」と言う話は、説明がつかなくなると思うんです。むしろ「フライドを刺激されて真実から目を逸らす」のは、極端すぎる歴史修正主義の話に当てはまらないでしょうか?(私の浅い考えでは、そう思えますね)
こういうアニメは、色々な見方ができるから面白いですよね。それこそ国や考え方が違う人でも一緒に楽しめるから、物語っていいですよね。うんじゃ、失礼しました。
でもあの世界でもお互い別宇宙で共存の道を模索するってとこで終わったっけ(-o-;)
↑在日とか反権力者とか、韓国人の史観なのでしょう、そういう歴史で生きてる彼ららしいですよ。
それから、自分はあまりエウレかはみてなかったせいか、
やはりここまで反戦プロパなメッセージが込められてたなんてショックでした。