一番たちが悪いのはエヴァオタとかいうエヴァンゲリオン原理主義の方々。
ハッキリ言って此では、藤岡隊長の水曜スペシャル探検隊を見て「ガチンコのパクリ!」と言ってるに等しい。
悪い事は言わない、一度様々なロボット・アニメを時系列に並べて、メカデザイン等の制作者を調べてみて欲しい。
そうすれば、何が先で何が後か、また同じ制作者が色んな作品で重なっている事にも気付くでしょう。
何れにしてもそんな表現の手段はどうでもいい事、重要なのは何の意図や目的を以て作られているかの本質にある。
古代遺跡や形態が限定されない知的生命体といった要素は、マジンガーZ以来の巨大ロボットアニメのキー・ファクタとなっている。
他に業界の製作上の仕来りとして盛り込まれる要素としては、手塚治虫『火の鳥』を祖とする価値相対主義と価値絶対主義との鬩ぎ合いやニヒリズムの否定、人間が世代を超えて過去・現在・未来へと運ぶ命“運命”と、時空に乗って運ぶ中で避けて通れない寿命という宿す命“宿命”に関連した脈々と受け継がれるカタルシス、そして其れ等をワンパターン化させ飽きさせない為の、そして其の普遍性を現代の新たな価値観で図り直し証明する為の世相の反映という絡み。
此はロボットアニメに限った事ではなく、日本が主体性を以て発する世界へのメッセージだったり、時には日本の政治家が決して口にする事が出来ない‘本音’が擦り込まれている事もある。