曲はサントラの
音楽と映像がピッタリとシンクロしているだけでなく、1曲8分の中にぎっしり詰まっていて、勘のいい人ならストーリのアウトラインが読みとれる。
たぶん本編を見た事が無い人が先に此を見てしまうと、物足りないスカスカ感を味わうと思います。
勿論テレビ・アニメの比ではありませんが、細部にわたって映像が作り込まれているのは、OVAならではだと思います。
特に機銃の弾道の描き方、着弾の衝撃や振動、破片の描き方、そして空気を引き裂く超音速のバリバリ感や、マクロスが発端となった飛行機とミサイルが飛び交う戦闘シーンは見物。
あのミサイルや飛行機が、幾弾幾機もまとわり付くように飛び交うあのコマの描き方、手法を80年代初頭、自由自在に操れた人物が実はエヴァンゲリオンの庵野秀明。
大学時代に、戦闘機のアニメで此を発表し、既に放送されていた『超時空要塞マクロス』の製作に途中から参加する事となる。
だから勝手に「庵野ミサイル」「庵野弾道」「庵野エフェクト」とか無茶苦茶に呼んでいますw
未圧縮版(たぶんオリジナル)
http://the.animearchive.org/movies/macross/macplus/macplus.mpg
あと、ガルドがファビョる(火病発症)寸前迄のドッグファイト・シーンを見付けたので、マクロスプラスと世界情勢に追加。
マクロスプラスの楽曲は「殆ど」が菅野さんですが、
この「Information High」だけは、作者が違います。
作曲者は「C.M.J.K.」。
「Cut Master Jun Kitagawa」だったかな?
そんな名前を名乗ってるDJの人。
ここまでの作りこみは他に見たことは無いです。
エウレかセンブンの戦闘はここから朴ってタンですね。