2006/06/01

白いモノリスを見た

 先週23日深夜、と言うのか日付変わって24日早朝、うとうとしながら寝ていて目を開くと、左手に白い物体が立っていた。

 1秒もしない内に、其れが部屋の障子窓である目の錯覚だと気付く。

 此が単なる目の錯覚だけであれば、一々記事にするわけはないが、其の時咄嗟に「モノリスだ」と思い、そして続け様に「ひょっとしてアーサーCクラークもこうやってモノリスを見出したのでは?」と思ったからだ。

 アーサーCラークは言う迄も無く、映画『2001年宇宙の旅』の原作者であり、現代を代表するSF作家だ。
 もう観いい人はわかっただろう。
 其の映画の中で、寝室でモノリスと対面するシーンがあるのだ。

 そしてあまりにも出来過ぎた話しなので、ひょっとしたら別の映画との勘違いかもしれないかと思い、其のシーンの写真探しを含め昔観た映画を思い起こす為に、早速「モノリス 寝室」でググッてみた。

モノリスの寝室

 矢張りそう、寝室に現れるモノリスは、劇中の現在を表す抽象的表現で象徴的な有名シーンだった。
 いや、もしかすると、小説の見出し題になっているのかもしれない。
 其のモノリスが一体何なのか、作者はハッキリと語らないが、ロゼッタ・ストーンや心御柱の様な物なのかもしれない。
 色からすれば御影石っぽいので墓誌みたいな物なのかも。
 何れにしても自分の記憶は合っていたのでよしとする。

 自分が見た白い物体、白いモノリス・・・ぬりかべ?
 ひょっとしたら日本の妖怪である『ぬりかべ』は、月の光で襖や障子戸が大きな壁に見えたのかもしれない。
 即ち、「和室の『ぬりかべ』は、寝室の『モノリス』と同じ経緯で生まれたのではないか」という考えに至った。

 言うなれば、光によって浮き出て見えたぬりかべと、影によって浮いて見えたモノリスとの違い。

 今振り返ると、窓の高さは、膝上に位置する低い窓ではあるが、当然出入り窓ではないので、モノリスの様に地に着いて立っている様にはとても見えるものではない。
 しかし丁度其の窓下は、暗くした部屋の中でもLEDの光が漏れ椅子の影が入る最暗部に当たる為、「地に着いて立っている白い物体」という先入観で錯覚したのだと思う。


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