2006/08/23

ロスト・ジェネレーション(失われた世代)

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20060822i215.htm
30歳未満の採用、4割の企業が「拡大」…厚労省調査
 企業の4割近くが今後3年間、30歳未満の若年労働者について、正社員としての採用数を過去3年間よりも増やす方針であることが22日、厚生労働省の調査でわかった。

 厚労省では「景気回復の影響に加え、団塊世代の大量退職に備えて若年者を確保し、人材育成に取り組もうという企業側の意欲の表れではないか」とみている。

 調査は昨年10月、全国の企業7519社を対象に行った。有効回答率は52%。

 それによると、今後3年間の若年正社員の採用について、過去3年間の実績より「増やす」と答えた企業は36・4%に上り、「減らす」(6・1%)を30ポイント以上も上回った。

 採用を増やす理由(複数回答)としては、「企業の将来を考え、若年正社員を育成し、技術者等を養成する」(71・5%)が最多で、「企業全体の年齢構成のゆがみを是正する、若返りを図る」(54%)が続いた。

 以前、1974-1980年生まれという記事を書いたが、此の世代を『ロスト・ジェネレーション』とか『ロスト世代』『失われた世代』と呼ぶらしい。
 更に最近では、此の世代が真性団塊ジュニアであり、以前マスコミで購買層等で何かと騒がれていた当時30代半ばの世代は、実は団塊世代の子供ではなく、似非団塊ジュニアと呼ばれているらしい。
 つまり最も活気付いて騒がれる、人口の波が昇り調子の一番美味しい盛り上がり部分が似非団塊ジュニアで、トップ・エンドから後半の降り調子の終息期が、真性団塊ジュニアと云う事になるのか。

 まあそれはいいとして例によって切り捨てられるわけだが、先の記事を書いた際、実は杉村太蔵にトラック・バックを試し打ちした事がある。
 予想通りキックされた。
 此奴について一々とやかく言うのは時間の無駄なので放って置くが、太蔵自身が其のロスト世代であるという自覚と危機感、恐らくあの御調子者は、自分が再選出来ずに無職となり、原陽子の様に放り出されるなんて想像すらしていないんだろう。
 本来当事者なら、其の世代の気質に一番精通している筈なのにあの様だ。

 就職氷河期真っ直中のロスト世代は、一瞬でも職歴にブランクが開くと再就職不能な状態に陥る。まさにお手上げ。
 こうして就活している間にも年だけはとり続け、更に不利になる。
 実家暮らしでなければ、当然バイトで食い繋いで行かなければならない。
 無論氷河期なので、バイトは使い捨て扱い。正社員登用なんて有り得ない。
 そうしてまた数十社、数百社と回り続け、またバイトする。
 其れを繰り返す内、振り返れば交通費だけで数百万の浪費。
 「こんなだったら大人しく貯金しとけばよかった」と後悔するも後の祭り。
 気付けばあっと言う間に30歳・・「光陰矢の如し」と云う言葉が不意に浮かぶ。

 だがこうした人達だって使い道はある。断言出来るね。
 例えば、カルト教団やヤクザや利権団体というのは、こうした最弱者で成り立っている。
 故に彼等は末端でも結束力が強く、組織力が有る。

 人を余す事無く使い切り、人心掌握に長けた田中角栄に倣えば、数は力であり、ロスト世代の抱える潜在的ボラティリティは相当魅力だろう。

 自民党は、似非団塊ジュニアのITブームにまんまと騙され、ヒルズ族の様に一部の人間だけが私腹を肥やし、雇用拡大どころか票田にもならならなかったんでもう懲りたかもしれないが。
 いや、『再チャレンジ・サポート・プログラム』とやらで、またITで失敗した似非団塊ジュニアの面倒を見る様なので其れは無いか。

 其の再チャレンジどころか、チャレンジのチャンスすら見舞われないロスト世代がいよいよブチ切れた時、票は何処に流れるんだろうね。
 暴動を起こす覇気は無くても、投票行動ぐらいは示すと思うよ。
 共産党が与党になるぐらいのパワーは有るのかな??

 先手を打って貧乏人から税金滞納を理由に、自動車運転免許や投票権を取り上げるか?
 益々世の中尻蕾になるな。

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Posted by Virtue at 06:09 | 静岡 ☔ | Comment(0) | TrackBack(0) | 雑学/雑感
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