2007/12/08

TV版『タッチ』のクオリティの高さ

 夕方にしょっちゅう再放送されているアニメだが、改めて見直すと心理描写のクオリティの高さにハッとさせられる事が多い。

 画は決して密に書き込まれたものではなく極めてデフォルメ化(=単純化)されているのだが、其の分無駄な描写も無く要所要所が的確に描かれている。
 特に心理描写の構図による比喩は素晴らしく、ディテールに凝るだけの最近の作品には見られない丁寧な仕上がりで、特番等で取り上げられる名シーンよりも特筆するべき点ではないかと思う。

 恐らく原作の漫画がしっかりしていて、其れを反映しての事ではないかと思うが、例えば第96話「あと1つで甲子園!叶えたい!和也の約束」だったと思うが、和也の墓参りのシーンで達也が悲しむシーンは、自分の顔を伏せる傘の滴る雨で涙が表現されている。

 こうした心理描写が随所に盛り込まれており、餓鬼の頃にボーッと観ていた物を大人になって改めて観ると気付く事が多く、自分は幼少期にこうした贅沢なアニメを見せられていたんだと、恵まれていたんだなと自覚させられる。
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Posted by Virtue at 15:21 | 静岡 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | 漫画/アニメーション
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