2006/08/12

靖国神社と遺族の意思

 遺族が意思を述べるのは自由だが、靖国が其れに左右されるのはおかしな話だ。

 「靖国は戦死者しか祀られない筈なのに、戦争指導者迄含まれるのはおかしい」という話しを聞くが、戦争に負け処刑された瞬間から、戦闘行為以外の死も公務なら戦争犠牲者として祀るようになったんだろ?

 じゃあ、東京裁判で死刑になった人間は、何で死刑になったんだ?
 東京裁判は『極東国際“軍事”裁判』だろ。
 戦争犯罪人扱いで連合国によって処刑されたんだよ。
 敗戦責任で日本自身が裁定を下す前にね。
 だから東京裁判を受け入れようが受け入れまいが、抑も関係無い。
 問題なのは戦争主導者の戦争責任を国民がどう捉えるかだ。

 そして当時の国民は、死者に鞭打つ様な真似はしなかった。
 少なくとも、「逮捕してから罪と罰を考えた」なんていう連合国の価値観で戦犯呼ばわりする様なバカ国民は、当時は居なかった。
 自分達も其れに従い官民一体となって参加したという一致団結の「連帯責任」によるものであり、其処には真実がどうであれ、戦争を支持しようがしまいが其れに従ったという事実と向き合い、責任転嫁する事を恥じと思う日本国民の姿があった。

 そして「もう処刑され対外的には罪を償ったからいいだろう、抑も国内では戦犯ではないのだから!」というムーブメントが起きた。
 しかもこうした名誉回復を含めた国民の総意は、当然戦後の話であり、戦時中の恐怖政治でみんなが嫌々戦わされたとするなら、とても考えられない、有り得ない社会現象だ。

 靖国関係者が戦争主導者という一部の人間に責任を負わせるという考え方、其れ自体が抑も、戦後に出来た連合国による価値観だと云う理由が其処に在る。
 だが其の何処となく誰からともなく出来上がって行くという、日本的な感覚が有ろうとも、地位や役職が存在したのは事実であり、其れは紛れもなく責任者としての区切りである。
 無論、彼等当事者も其の自覚があり、責任を認めている。
 そして靖国は靖国の価値観で彼等を祀った。

 此以上何を求めたり責めようというのだろうか。
 少なくとも日本人である自分は、此以上何も言い様が無い。

 中国と韓国が騒ぐからと言うのなら、説明すればいい。
 説明して通じないのなら、東京裁判の裁判及び刑罰は一体何の為に行われたのかという話しになる。
 ひょっとして連合国は、見せしめの晒し者にしたかっただけなのか?人道って何?という自ら痛い所を突かれる事になる。

 「靖国に祀ってくれと頼んだ憶えは無い」と、遺族の孫達が訴訟を起こす違和感。
 そら憶えているわけがない。
 少なくとも戦争にかり出された人々は、戦死すれば靖国へ祀られる事を知っている。
 其れ以外答えようが無いのに、其れを、敗戦責任と戦犯の区別もつかない様な、後に続く者の戦争観がコロコロ変わる度、「戦死者の人格権を無視して合祀された」等と言い掛かりを付けられても、「では其の死者の意思を証明する遺言はありますか?」としか言い様が無い。

 ハッキリ言って、こういう宗教を尊重せず力業で分祀をさせようという動きは、政治的意図を感じて仕方が無い。
 だって端から神道を尊重していないんだから、骨が埋葬されているわけじゃあるまいし、本来無視すればいいだけの話で、求めるべきは名簿『霊璽(れいじ)簿』からの除名だ。
 其れを、教学上有り得ない分祀を裁判を起こして迄行わせようというのは、明らかに法的拘束力を以て、神道を変えようという分祀概念の既成事実化を目的にしているとしか思えない。
 日本に法律が出来る遙か昔から存在する民族信仰の宗教概念の核に、法律がとやかく口を挿む余地なんて千パーセント有り得ないが、もし合祀が違憲で分祀しろなんて判決が出たら、「日本の宗教に風穴を開けた!w」「日本の宗教観を破壊してやった!w」「日本の宗教なんて所詮そんなものだ、意味が無い!w」と喜ぶのだろうか???
 何か目に浮かぶ。

 尤も、分祀出来ると思っているからこそ分祀しろと言っているわけで、早い話し「じゃあどうやって分祀するの?」と逆に聞いてみたい。
 元々目に見えない信じても居ない存在を、しかも神道儀式に存在すらしない「分祀の儀」とやらを、一体どの様に執り行い何を以て分祀完了とするのか、是非其の方法を御教示頂きたい物だ。

 本来分祀とは、複製であって分離ではない。
 よく炎に例えられるが、まさに原始的宗教概念であり、其れより下に位置する思想家系の信者がああしろこうしろと指図するのは、まさに宣教師の体制を持つ覇権宗教のエゴだ。
 そんな連中が、国家神道、強いては其れを解除した現在の靖国をもカルト呼ばわりしているとするなら、自分達の行っている行為と其の信仰もカルトだと言ってるに等しい。

 靖国とは言わば、東京裁判時の国民を表すソースだ。
 其れを歴史観が変わる度に弄り回されたんでは、韓国や中国みたいな国になってしまう。
 特に韓国を見れば其の悲惨さがよくわかる。
 自分等が何処からどの様に生まれ来て現在に至るのか、完全に見失ってるではないか。

 学校の在籍履歴から、子孫が先祖は存在しなかった事にしろと言っている様なもの。

 靖国の儀礼や扱いが何だろうと、神道の概念は同じ。
 86(ハチロク)を買った人の孫が、「トヨタの商法が気に食わない」と、今になって返品しろと言っているに等しい。
 商法が何だろうとクルマはトヨタという企業の実在した本物である。
 何とも馬鹿馬鹿しい例えだが、こういう有り得ない事をやってのけるのが韓国だ。

 後、神社の歴史的浅さから靖国の価値観を卑下する輩も居るが、其れは神仏習合論者や仏教論者の私感に過ぎない。
 神道は抑もこうした連中の為の祝い事にだけ存在しているわけではない。
 当然死者を葬る役目だって担っており、其れが即ち靖国神社の立ち位置であり其れを英霊と呼んでいる。
 だからそうした輩の愚考や愚行は、墓地や霊園に対し年代価値を問う様な物で、更には其れを根拠に私的願掛けの効力迄も見出そうとしているわけだから、靖国を参拝する意味が根本的にわかっていない。
Seesaaタグ
Posted by Virtue at 03:22 | 静岡 🌁 | Comment(0) | TrackBack(0) | 論文用
2006/08/23

老人ホーム

 其れが良いとか悪いとか言いたいのではなく、想像したら人として善いのかと思ったので、其の光景について書いてみるので想像してみてください。

 其処は至れり尽くせりの超高級老人ホーム。
 だがしかし、周りを見れば自分と同じ年寄りばかり。
 月に数人は必ず周りの仲間が死んで逝く。
 其の度にお別れ会が催され、自分の身近で死が繰り返される。

 死を身近に感じる環境は重要だが、若い親族が其れを負わない分、年寄り同士で極端に死と直面する場面が増える。
 無論、葬儀をすれば誰でも平等に死人と直面するが、死ぬ瞬間や死にたてホヤホヤの雰囲気を味わう事は無い。

 戦中を知っている老人なら未だましかも知れないが、こういう状況下に置かれる老人に対する心理状況とは如何なものなのだろうか。
Seesaaタグ
Posted by Virtue at 06:53 | 静岡 ☔ | Comment(0) | TrackBack(0) | 論文用
2006/09/17

日本国が日本国たる所以と万世一系を突き崩すテロの脅威

 日本国が日本国たる所以に欠かす事の出来ない二つの要素がある。

 其れは金印と天皇だ。

 金印は中国大陸から授かったとされる、「漢委奴國王」と彫られた金で出来た小さな判子。
 此によって国外第三者に日本が国家であると認知された。
 まぁ諸説色々あるが、一応此処から日本が国際舞台への第一歩を踏み出した事になっている。

 もう一つ欠かせないのが天皇の存在だ。
 所謂、似非左翼とされるグローバル・キチガイの特ア右翼の人等が、戦国時代以前の国家観や州制等を理由に「昔の日本は一国ではなかった」と日本国家分断の布石にしようとするが、抑も権力形態がどう変化しようとも、日本風土に根付いた普遍的、不変的共通の価値観が各地を治める権力者達にはあった。
 其れが天皇という権威の存在だった。
 即ち、国内第三者の共通認識による国家結束の証明である。

 天皇とは万世一系による権威を示すが故、時の権力者、血で血を洗う戦国武将故ども、天皇を殺し自らが天皇と成り権威迄も手に入れようとする者は居なかった。

 当然である、万世一系が天皇という神格化される所以であり、其れを破って「今から俺が天皇だ!」と言い張った所で世間の笑い者、裸の王様である。
 其れを戦国武将等はわかっていた。

 だから万世一系の原理原則以降に出来た皇室典範何ぞで、形式上天皇の定義を変えたとて何の意味も持たないのだ。
 だが、平成の世の小泉首相、トヨタ奥田経団連会長、其の他団塊世代のオヤジ共は其れをやろうとした。

 恐らく女系になれば、必ず権力者達が天皇の権威欲しさに、己の利権に関係する男を婿にさせようとするだろう。
 そうやって国民を欺き似非天皇が認知されて行く。
 こうした国家規模のテロを防止する観点からも、男系男子を天皇とする万世一系という仕来りは非常に優秀且つ有効な国家統治システムと云える。

 因みに此のシステムも、金印同様に中国大陸から伝来したものだが、其の唯一の成功例が日本であり、中国人にとっても誇れる、中国大陸からの教えを数千年に渡って守り生き続ける尊い価値観である事は言う迄も無い。

 此がもし仮に、女系女子を天皇とする仕来りだったとしても、当然同じ様にテロ防止機能を果たすだろう。
 此が本当の意味での男女平等の考え方ではないのだろうか。

 即ち、天皇の始まりがたまたま男だったから男でなければならないとなっただけであって、男女平等を理由に女系を認めさせようとするのは、「男女平等だからオリンピックの男子部門に女子を入れろ」と言うに等しく、そうしたイデオロギ的な訴えは公私混同も甚だしい考え方だ。

 もしそんな歪んだ男女平等観を基に言い掛かりを付けて来る馬鹿が居たら、「男風呂に女を入れさせたいのですか?もし天皇の始まりが女で女系女子の万世一系で来ていたのなら、男を天皇にしようなんて私は思いませんよ、男女平等ですから。そんなに女系天皇が欲しければ新たに設けたら如何ですか?w」と、是非ハッキリとした正当性のあるスタンスを示してもらいたい。

 そういう発想をする人間というのは、天皇をヨーロッパの王様と勘違いしている節がある。
 そして其の既得権益に対する嫉妬。
 天皇というのは、世界希に見る究極の既得権益であるが、此は天皇だけの既得権益というよりは国民の、延いては国家の利益、日本国が日本国たる所以の最重要文化財、人間国宝なのだ。

 無論、皇室典範改正で女系という名の似非天皇が誕生しようとも、其の一方、裏では一般国民に混じって本物の万世一系の血筋を脈々と受け継ぐ皇族の子孫が生き続ける事になるだろう。
 まさか現代に於いて女系に転換に絡み男系皇族の処刑が為される筈も無いだろう。
 しかし人間に与えられた権威とは、本来其れ程シビアな政治的判断と表裏一体の価値観であり、「一族皆殺し」が付いて回るのは歴史から見ても常識である。
 即ち其の「暗」の部分と向き合わない事は、天皇による権威のみという縛りが解け国民と同じ権利を持つ一般国民と化した、事と次第によっては総理大臣に成り国家最高権力迄も手に入れられるという、まさにウエポン・フリーの最強国民を生む事にも繋がるのだ。
 何なら賭けてもいい、試しに皇族を一般市民にしてみればわかる。あっと言う間に世界最大与党「天皇党」が出来るだろう、此は殆ど否まさに国家だ。

 よく「万世一系なんてそんな物は嘘だ」という人も居るが、其れも好し。
 抑も天皇の権威とは、神秘性による神格化の他の何者でも無い。
 従って信じないのであれば天皇の存在を信じない事と同義である。
 此は地方や神社の云い伝えや、釈迦の教えやキリストの教えと何等変わらない。
 伝統とは「人」が「云」い「伝」えし「糸」を「充」て「統」べた物である。
 人間が絶えず生命を繋ぎ続け云い伝え、時を超え来たという神秘性である。

 結局こうした天皇の神格性を所以とする権威を理解しない者が、「何故か」其のルールに則って手を掛けようとする矛盾、何も別に、己自信に神格性を感じよとか信じよ、つまり確信せよと言っているわけではない、神格性に触れたいのなら認知・理解せよと只言っているだけだ。
 其れが出来ないのなら関知しない、端から触れない、若しくは共産党の様に正々堂々と「皇室廃止」を訴えるべきだ。
 女系にする理由に「可哀相だから」とは民主党・小宮山洋子議員の発言だが、此の元NHK解説委員でさせこんなレベル、無知・無理解が此程危険を及ぼす事も無いだろう、増してや可哀相なんていう情だけでやられたのではたまったものではない。女系天皇派が只の未理解であって欲しいと願うばかりだ。
 此は最終的に無理なら「女系も認める」と発言した八木秀次教授も同罪である。
 皇室に詳しい知識人でさえ此の有様、天皇の本質を全く理解していない。
 もう一度言う、天皇の権威とは「長きに渡る男系男子の継承」という数千年もの時を超えた、超越した神秘性による神格化にある。
 其れを天皇の定義迄勝手に変えて偽者を擁立しようとする事に、果たして一体どんな意味が有るというのだろうか。
 其処に別の政治的意図、私利私欲や傲りを感じずには居られない。
 本来なら「現人神として今上天皇が在らせられないなら、冷凍保存、ミイラ、血液(DNA)として残す事も止む無し、其れを(旧代)天皇とする。しかし此は最終手段であって、其れ迄は側室から代理母胎、クローン技術に至る迄、あらゆる手段を尽くす」とそう誓うべきである。

 政治とは命懸けでするものであり、其れが日本の根幹に関わる事であれば尚更である。
 万が一でも女系になる様な事態に陥れば、確実に明治維新の様な動乱が巻き起こるだろう。
 そして自分は男系側に付き偽者の存在は断固支持しない、例え其れが菊の紋章を着けた典範上の天皇であろうとも。
 皇室典範は既知・既存する天皇に対し後から書面化された物であって、天皇について新たに再定義し直して良いものでは決してない。
 万が一そんな事が可能となれば言わずも哉、想像着くだろう。
Seesaaタグ
Posted by Virtue at 04:04 | 静岡 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | 論文用
2006/12/05

二つの宗教観と政治・経済の右左

 日本人がビジネス戦争の土壇場で負ける理由は、国家に対する帰属意識と宗教観の無さでしょう。
 ビジネスの糧の本質は通貨です。
 通貨は国家です。
 国を売り飛ばして迄稼ごうとするバカは先進国で日本人だけです。
 だからユダヤ人に負けます。

 ユダヤ人とは、ユダヤ教の思想哲学を持つ、イスラエルという国をカネで作った白人です。
 ユダヤ人とは本来、黄色人種若しくは黒人と言われています。
 古代ユダヤ人は、他民族からの侵略にあった際、最後迄戦って守ろうとはしませんでした。
 そうしてユダヤの流浪の商人は、やがて流浪の(難)民となり世界へ散らばって行きました。
 そして現代、其の宗教思想だけを引き継ぐアメリカを乗っ取った白人達によって、再び国家を手に入れようと建国されたのが現イスラエル国です。
 言わばイスラエルの絡む地域紛争は、国家喪失のリバウンドの様なものです。
 従って、国を失うとはどういう事かを数千年の怨念を持って知っている彼等は、世界で最も国家に対する執着心が強い宗教一体の国家主義者と言えます。
 そんな集団を相手に勝てると思いますか?

 別にユダヤ人の様になれとは云いません。
 只知っていて貰いたいのは、世界には風土から派生した土着系宗教と哲学者や思想家から派生した覇権系宗教の二つがあり、前者は精霊信仰等の日本で云う所の神道、後者は世界二大宗教である仏教とアブラハムがあるという事です。
 因みにアブラハムとはユダヤ教、キリスト教、イスラム教の三宗教の事です。
 そして其の後者には、伝道師や宣教師と云った者による「布教活動」が伴う言わば「攻めの宗教」であり、其の際の異教徒との接触によって異文化交流による文明の発達、摩擦が生ずれば紛争や戦争へと発展します。

 「日本だって他国へ侵攻したじゃないか」
 仰る通り。
 其の神道は「復古神道」と云い、儒教学者といった後者の覇権系宗教に属する者等によって、同じくキリスト教の様な天皇を頂点とする国家体系にしようと作られた、明治憲法という名の教義を持つ「覇権宗教」だからです。
 無論其の御陰で明治維新という時代の変革を成し遂げる事が出来ました。
 こうした事例に限らず、日本で起こる行動右翼的テロを含め、其の殆どが仏教を源流とする覇権系宗教徒によるものです。
 本来土着系宗教は、唯一神、一神教では無く、他の宗教や神の存在を認め受け入れています。
 従って場合によっては、軍事的ハード・パワーを持ってせずとも異教徒の介入がし易いわけです。
 更に土着信仰は其の風土に住む場の空気感で只何となく出来たものであり、覇権系宗教の様な一人の人間が提唱した哲学や思想によるものではない為、教典や聖書といった教義が存在しません。
 従って、土着信仰は空気の様な感覚的繋がりで人間コミュニティが成り立っている為、教義の様な人心掌握のロジックに耐性が無い為非常に影響を受け易く、ソフト・パワーの侵略にも弱いという側面を持っています。
 つまり「土着系宗教は哲学系宗教からの外圧に弱い」という事であり、此はもろに日本の国民性として反映されており、其の自覚が無い事が如何に危険であるかがわかるでしょう。
 だから日本が「八百万の神」の多神教だからと言って、一神教を同列に扱う事は、己の多神教思想其の物を忘却するに等しく、又一神教は一神教思想を信じているから故に一神教なのであって、本来相容れる関係に有る筈が無いのです。
 地球有っての人間です、哲学系宗教に何を選ぼうとも、日本に生まれ育ちDNAを継承し生活している以上は風土派生、ベースにある土着信仰を蔑ろにしてはいけません。
 「大地のパワー」は「環境力」であり、即ち「地政学的パワー」で、此こそが「日本は恵まれている」「日本に住んでいるだけで勝ち組」と云われる所以、事の本質なのですから。

 仏教は日本から見れば外来宗教ですが、現代では自国の宗教であるかの様に幅を利かせているでしょう。
 手塚治虫『火の鳥』でも仏教徒との小競り合いや紛争が描かれていますが、権力者にとっては仏教の人心掌握のロジックは魅力的な為、戦国武将を始め自ら仏教徒へと転身し民間へ波及させました。
 そして現代、従来国家の軍隊組織体系止まりだった其の人心掌握のピラミッドの概念は、松下幸之助によって民間企業でも実践され、企業体組織の素として世界中へ波及されました。

 此の様に、日本で変革を為すダイナミズムを生もうとする時や、組織の規模を拡大する際に用いられて来たのが仏教思想なのです。
 此が日本の平和的ハード・パワーを支える経済左翼の本質であり、磁石のN極とS極同様に政界(右翼)と財界(左翼)は切り離せず、又其のバランスが崩れると共倒れになるわけです。
 無論、左翼がもげれば国際競争力は無くなりますが、自国という帰る場所は残っているので、自給自足の原点に立ち戻ればいいだけです。内乱は避けられないでしょうが。
 一方右翼がもげると帰る場所が無いので、国際競争の名の下に形振り構わず領土やマーケット・シェアの拡大の為に侵攻するしか有りません。
 此はM&Aで図体を大きく見せ虚構を重ねるのと一緒です。
 言うなら後者が大日本帝国の取った道で、前者は・・強いて挙げるならガサラキで西田先生が取った道でしょうかw
Seesaaタグ
Posted by Virtue at 22:21 | 静岡 ☁ | Comment(1) | TrackBack(0) | 論文用
2006/12/20

金持ちから税金取るな>エンジェル免税

 よく「金持ちから税金を取れ」と言うが、税金は抑も徴収して再分配しているに過ぎず、結局其の流通ルートが複雑になればなる程コストで差っ引かれて無駄になる。
 言わば日本ユニセフ協会とユニセフ駐日事務所の違いの様なもので、前者に寄付すれば日本で利権屋の飯の種にされる分無駄になる。

 只でさえ金持ちが少ない日本で税制を厳しくしたら、貧困ならぬケチん坊な「富恨」が増えて海外に逃げられてしまうだけだ。
 金持ちから取ったカネで其の何万倍も居る一般庶民の税金を、一体どれだけ賄えるというのだろうか。高が知れてる筈だ。
 そんな僅かなカネを、わざわざ国家統治機構に通す利点が本当にあるのだろうか?
 そんな事をする位なら、一起業家へダイレクトに出資し易い様、個人出資者に対する免税処置として「エンジェル免税制度」を創って欲しい。

 例えばベンチャに投資した際、其れが赤字なら個人所得税を幾らか免除、更に上場した暁には其れ迄支払った個人所得税が幾らか戻って来るというシステムはどうだろうか。
 日本はエンジェルという名のベンチャに金を出す個人投資家が少ない。
 今の侭ではベンチャ促進のボトル・ネックになるだけだ。

 ゾマホンも言っているが、貧困を無くすのは寄付ではない。
 新たに産業を生み雇用を増やすしか方策が無いのだから、寄附で免税するよりも起業投資という攻めの免税があってもいいのではないかと思う。

 可能かどうかはわからないが、まあ後の細かい事は政治家の先生方におながいします。

Posted by Virtue at 12:28 | 静岡 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | 論文用
2006/12/26

哲学は勉強するものではない

 「哲学は己自身で築くもの、其れは後で気付くもの」
 「哲学や哲学系宗教は土着信仰を絶った倫理観の伴わない地域程持て流行される」
 「哲学者(思想家)や哲学書(教典や聖書等)から哲学を学ぼうとする者は、其の範疇を超越するどころか己の力で到達する事すら出来ない」

 此が持論だが、早い話しが「数式を知って数学を知った気になるな」という事だ。
 もっと分かり易く言えば、「知識を暗記しただけで世の中を知った気になるな」という事。
 もっともっと分かり易く言えば、「あーだこーだと底の浅い不毛な言葉遊び(修辞)に時間(人生)を費やす、進歩の無いフランス人みたいになっちゃうよ」って事だ。

 前回の『ERX・緊急救命室[第211回]「マケンバ(MAKEMBA)』を観ただろうか、カータがフランス人からあーだこーだ「アメリカは!」と責め立てられ集中砲火を浴びる場面を。
 あれ見てて思ったわけですよ、歴史を知らない日本人が朝鮮人から一方的に叩かれて言いくるめられるのと一緒だなと。
 あのフランス人は同じ穴の狢だと気づくべきだが、責任の所在の追求というより「口論が好き」ってだけだ。
 こういう状況に置かれた時は無視するに限るね。
 しかし其れが避けられない時の為に歴史を知っておかなければならない。
 無論国際舞台では無視でやり過ごすのはリスクが高いが。
 散々言って来たが、アフリカの荒廃の原因はイギリスから始まってフランスやアメリカや中国だ。
 人的資源を含めあらゆる資源巻き上げて、最後は武器を売り付け戦わせ徹底的に破壊の限りを尽くさせる。
 其れをアメリカの所為にするのは、最後に南京入りした日本を槍玉に挙げる様なものだ。
 結局、話の前提の底が浅いんだよ。
 ああいうの見ててつくづく土着信仰が残ってる日本は幸せだなと思う。
 フランスと違い対極のスタンスに位置する日本は、風土派生の歴史の知識さえ有ればそういう目に遭わないで済むし、不毛な議論を吹っ掛ける側にもならないで済むからね。
 フランスみたいなキリスト教国は、土着信仰を破壊して拡大した覇権宗教国家だから、人が其の土地柄である風土と共に生きようとする時、必ず其の心身不適合なギャップが生まれる。
 そして其の原理原則を彼等の信ずる哲学系宗教や哲学教育に求めても、其れ等書物は万国共通(=標準)規格であり、各地の自然と人間とを結ぶ中間値である風土派生に関するローカル情報は提供されないので、結局其のストレスは一向に解消されない。
 そうやって哲学を過信すると、永遠と不毛な哲学をぶる自己正当化や相手に要求を突き付ける為だけの単なる修辞道具になり、底の浅いやり取りが永遠とループする哲学馬鹿な国民性になる。
 日本は何か社会に問題が生じれば、石器時代でも何でも、いつの時代にだって何処迄も遡って原点に立ち帰る事が出来る。

 しかしフランス人の中でも進歩的な人間は、日本の様な風土から派生した土着信仰に伴う宗教文化に関心を持ち、其れを感覚的に学び取って己の人生に役立て様とする。
 だから映画監督やアパレル等のモノを作る業界には親日家が多い。
 しかし悲しいかな其れは、フランスの風土で失った土着信仰を他国で懐古しているに過ぎないのだが・・そして日本人以上に日本人をしていて、「日本人は自国の文化を大切に」と時にはブチ切れて教えてくれる。
 勿論其れは日本の宗教に限らなくとも、インディオやアボリジニの土着信仰であっても構わない。

 随分と話しが散った気がするが、餓鬼にニーチェ?フロイト?んなもん読ませるなと言いたい。
 もし進んで読んでる餓鬼が居たら、其れは現実逃避か中二病だ、馬鹿が染る、没収してしまえ。
 人生の数式は自分で生み出すものであって、カンニング紛いな事をして世の中を知った気になって、インテリぶった透かした人間が増える事程、つまらなく嫌な世の中は無いね。
 人類が数千年経ってもちっとも思考が進歩していない様に、此の世に生まれれば思考は一からスタート。
 哲学書でドーピングしたって同じ事。
 己の人生を掛けて其れを遡る様に再認識するのが関の山で、御行儀善く自ら想像力を縛ってつまらない人生を歩むだけだ。
 説明書通りにガンプラ作ってる方がよっぽど健全だ。
 一生懸命貯めた小遣いを握り締めてプラモ屋行き、目当ての物が無くてズゴックで諦めて、でも家に帰ったらちゃんと最後迄組み立てて色塗って完成させる。
 此が日本流の精神修養というものだ。
 どうしても哲学書を読みたいなら自分の人生が終焉を迎える死の間際に読めば十分、そして自分の歩んで来た人生と重ねながら物思いに耽ながら静に死んで行くと。
 だから其れ迄は「(∩゜д゜)あーあー聞こえない」でいい。
Seesaaタグ
Posted by Virtue at 13:27 | 静岡 ☔ | Comment(0) | TrackBack(0) | 論文用
2007/08/15

戦争と宗教

 「戦後レジュームからの脱却」と言うのなら、先ず己の国の宗教と向き合えと言いたい。
 要点は三つ。

 日本国憲法に神道は国教であると認知している旨の記述をする事。
 江戸時代以降の新興宗教は全て課税対象とする事。
 土着信仰と哲学者・思想家系(以降、哲学系と略す)外来宗教の違いや区分を徹底して教育する事。

 仏教徒の安倍首相然り明治維新以降、日本の土着信仰を牛耳って来たのは、紛れも無く外来宗教である哲学系宗教の仏教徒だ。
 明治憲法と云う名の教義を作り、統帥権と称し天皇に軍服迄着せ傀儡にした戦争指導者達は、一体どの仏教宗派の流れを汲む行動右翼だったのかハッキリさせるべきだ。
 其れを鳥居を見ただけで前の大戦とすり替え神道をカルト呼ばわりするソ連系似非左翼の共産党員や朝鮮系似非左翼の社会党員、仏教系似非右翼が朝鮮人に乗っ取られカルト化した似非左翼の創価学会公明党員、そして其の土俵に乗って否定しようとする喧しい朝鮮系似非右翼・街宣右翼ども。
 何奴も此奴も土着信仰を無視した外来宗教の覇権争いの内ゲバばっか。

 昨今「道徳教育」と称し仏教徒の八木秀次を中心に、或いはテレビでは仏教徒の細木数子が、明治維新の様なムーブメントを起こそうとしているが、叩き潰してやりたいね。
 断って於くが、彼等は厳密には神仏習合論者であるから仏教徒ではないのだろうけど、何れにせよ宗教の本質は生死の解釈なので、彼等が死んだら最後、仏式で葬儀するだろうし、其の視点から常に神道を捉え発言しているから、此処では仏教徒扱いしている。
 又、日本の多くも明治以降の習合を継承した侭の「何となく仏教徒」だろうけど、権力者等、上に立つ人間がどの宗教の視点から物を言っているのかという注視は絶対しなければならない。

 話を戻すが、彼奴等は「ゆとり教育」による学力低下と道徳教育の介入を、意図的に混同させ話をすり替えていやがる。
 俺は以前から言っている様に道徳教育には反対だし、人心掌握に長けた哲学系宗教は、成人した大人同士の社会でのみ企業組織形成の手段としてだけ利用すべきだというのが基本的な持論だ。
 無論此は戦国時代然り軍事組織の形成と教育にだって使えるが、無論其れも入隊してからやれと言う意味だ。

 抑も哲学や其れに伴って派生した宗教が発達した地域というのは、其れが無きゃとてもやって行けない様な纏まりの無い多人種多民族の地域で、そうした人達の共通項となる共有出来る価値観として苦し紛れに生まれた物が欧米や中華の哲学だ。
 だから同じ昔話でも、島国日本の神話よりも仏教やキリスト教の昔話の方が壮大なのは当たり前なのだ。
 そんな重くてでかい身の丈に合わない価値観を幼少期から植え付ければ、其れを容易に煽動し得をする者が現れる。
 哲学や其れ等宗教というのは、何となく大勢の場の雰囲気で出来た土着信仰と違い、一人の教祖から発生しており、其れ故に人心掌握に優れているわけで、只でさえ権力が集中し易い手法を島国根性の日本民族に使ったらどうなるかは、前の戦争でわかった筈だ。
 そして其れは戦争に向かわなくても同じ事で、其の権力者の頭をガッシリと掴むのが、其の哲学ソースの発生源である欧米や中華である。
 そんな余所者が考え出した思想ヒエラルキー(=ピラミッド型構造社会)に組み込まれるのは、俺はお断りだ。

 だから「道徳なんて要らねえ、自然に感謝し神社の参拝法だけ教えとけ、そして祭りに参加して大いに楽しめ」と言っている。

 三つの要点を理解して頂けただろうか。
 自分は廃仏論者ではないし、物理的に引っ付いてしまっている神仏集合体迄を切り離そうという気も更々無い。
 只、日本国土というハードウエアの基幹となるOS(基本ソフト)は飽く迄「神道」だという事、そして精神的ユーティリティが「仏教」で、肉体的ユーティリティとクリスマス等の娯楽アプリケーションが「キリスト教」であるという認識の必要性を説いているだけであって、其れ以上でも其れ以下でも無い。
 つまり土着信仰を尊重し踏襲するなら付随する哲学系宗教に何を選ぼうと自由だが、どんな如何なる状況に陥っても、日本の風土から派生した土着信仰のOSが、外来宗教である哲学系宗教のユーティリティやアプリに乗っ取られ支配されてしまっては為らないのだ。
 そして前者は62年前に沢山の命を巻き上げた、後者は以後莫大な金を巻き上げつつある。

 哲学系宗教はグローバルな宗教、別名「覇権型宗教」「侵略型宗教」とも呼ばれ、カルトの因子、カルト化し易い性質を孕んでおり、そしてローカルな宗教である土着信仰は其の侵略を受け易いという事を今一度認識して貰いたい。
 我が日本は先進国で唯一、土着信仰が脈々と息づく類い希なる国家であるという誇りを持つべきだ。
 しかし其のローカルな土着信仰は、結果的に大地で繋がる地球規模の世界観を持っている。
 環境問題が叫ばれる昨今、其れこそが日本の国家像、在るべき姿・思想なのだ。


【関連記事】
 武士道の危うさ
 哲学は勉強するものではない
 二つの宗教観と政治・経済の右左
 靖国神社と遺族の意思
Seesaaタグ
Posted by Virtue at 16:54 | 静岡 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | 論文用
2007/12/12

東アジア共同体≒大東亜共栄圏

 東アジア共同体構想に賛同している主要(=名の知れた)団体を挙げてみる。

 首謀者:奥田 碩
 財界:トヨタ
 メディア:朝日新聞 毎日新聞 聖教新聞
 政治団体:公明党
      自民党(谷垣派・二階派・山崎派・古賀派)
      民主党(小沢一派を除く旧社会党系)
      社民党
 宗教団体:創価学会←日蓮正宗系←日蓮宗系
 市民?団体・ヤクザ:在日本大韓民国民団(韓国民団)
           在日本朝鮮人総聯合会(朝鮮総連)
           ピースボート
           山口組

 一方、大東亜共栄圏は明治維新・富国強兵の延長線上とアジア地域で唯一独立国だった日本一国を除く、アジア全域が欧米支配下にあったという状況もあって軍事介入がメインのアジア進出が行われた。
 其の当時の主要団体を挙げると

 首謀者:東条英機
 財界:三井財閥 三菱財閥 住友財閥 安田財閥
 メディア:朝日新聞
 政治団体:翼賛政治会
 宗教団体:国柱会(國柱會)(旧・立正安国会)←日蓮宗系
 市民?団体:大日本翼賛壮年団

 其れにしてもメディアというか朝日新聞という奴は節度がねーなwまるでサトエリ(=佐藤江梨子)とか佐藤藍子みたいな奴だww

 東アジア共同体構想では「中国にパイを抱え込まれない様、日本が此の先生き残る為にも積極的な参加を」という文言が出る事があるが、いざ蓋を開ければ旗振り役は中国に国家主権を移譲し売り渡そうとする親中派(=チャイナスクール)と、中国を仮想敵にして日本にタカろうとする親韓派みたいな連中ばかり。

 話を戻すが、東アジア共同体と大東亜共栄圏、前者と後者はアジア進出の手段で経済力か軍事力かという大きな違いが有る。
 どっちにしても天皇を利用した仏教系左翼だが、前者は天皇を使い捨てる売国奴、後者は天皇をアジアの盟主に担ぎ挙げる国賊と言った所。
 もっと言えば前者は仏教カルト、後者は限り無く仏教が強い神仏習合カルトで、前者に不足しているのは保守の踏襲性(=土着信仰の尊重)、後者に不足しているの保守の理解性(=土着信仰の節度)。
 もっと簡単に言えば、前者は傲慢、後者は恐れ知らずの馬鹿。

 特に後者なんてのは日本国外に鳥居を立てる時点で完全に意味を履き違えてる。
 神道ってのは哲学系宗教の好い要素をどんなに取り込んでも、教義を持つ整然とした仏教やキリスト教等の一歩手前の儀礼で留まり、其れが寛容性や汎用性に富む余力が大きな可能性となって未来永劫、どんなに科学が発達しても生き続ける神秘性にも繋がる。
2008/02/09

フリーメイソン第一回~資本主義と共産主義

http://www.asahi.com/national/update/0103/TKY200801030211.html
「秘密結社」フリーメイソン日本本部50年 一般入会も
2008年01月04日06時08分
 世界史の裏舞台の立役者として語られることもある「フリーメイソン」が、日本本部を東京につくって50年。日本の会員数は現在約2千人と言われる。秘密結社を描いた映画「ダ・ヴィンチ・コード」のヒットなどで入会希望者が増え、最近は一般向けの入会相談も受けるようになっている。

東京タワーのすぐそばにある日本グランド・ロッジ=東京都港区芝公園で

 東京タワーの足元。緑に囲まれる反射ガラスの建物、フリーメイソン日本グランド・ロッジ(本部)を訪れた。広報担当の渡辺一弘さん(75)と北村安忠さん(82)が出迎えてくれた。

 地下に、青と白で統一された部屋があった。儀式や集会を開くホール。中心に台座があり、まわりに3本の棒が立つ。円天井には星座のような明かり。入り口には、2メートルほどの高さに地球儀と天球儀が掲げられている。

 「いずれも儀式で使うものです」と渡辺さんが言うが、どういう儀式なのかは教えてくれない。

 「儀式は寓話(ぐうわ)の形をとっていて、それをいくつも覚えていくことで人間形成をする」という。

 渡辺さんが会員になったのは75年だ。友人の夕食会に何度か招かれ、次第にフリーメイソンの集まりだと知るようになった。「縁のなかった人たちと知り合い、人間の幅を広げられた」。「海外で人に会ったとき、握手の仕方や独特の言い回しで会員だと分かり、すぐうち解けたこともある」

 日本には米軍基地のある都市を中心に17、18カ所のロッジ(集会所)がある。日本の会員約2千人のうち9割近くが米軍関係者で、日本人は約300人ほど。そば屋の主人、大学教授、小売店主など職業は様々という。

 日本にフリーメイソンが入ってきたのは18世紀後半と言われる。鎖国中に交易のあった東インド会社のオランダ商人が最初の会員だった。19世紀半ば、海外にいた日本人も会員になった。学者の西周(にし・あまね)はオランダで入会した記録がある。

 戦時中、全国のロッジは閉鎖されたが、戦後、連合国軍総司令部(GHQ)の駐留とともに復活。57年3月、現在の場所に本部が作られた。GHQ幹部や米軍関係者との接点を求めた政治家や財界関係者が次々と会員になった。鳩山一郎元首相もその一人だ。70年代には会員は5千人規模に膨らむ。しかし以後は下降線をたどった。

 状況が変わったのは06年。「ダ・ヴィンチ・コード」のヒットで「入会したい」という問い合わせが相次ぎ、1年ほど前から月1回、入会相談会を開くようになった。しかし、「人脈作りを期待したり、秘密結社という想像を膨らませたりして入って、期待と違うとやめていく人が多い」と渡辺さん。会員数は現在、横ばい状態だという。

 《フリーメイソン》 世界最大・最古の「友愛団体」をうたう。20歳以上の成年男子で、何らかの信仰を持っていることなどが入会条件。会員2人の推薦と、3人の面接を経て入会が認められると、1時間半ほどの儀式を行う。

 日本グランド・ロッジによると、中世のイギリスで宮殿などの建造のために集められた石工職人の組合が起源という。設計や建築技術を伝え、各地を歩く職人を見分けるために、秘密の認識方法が生まれた。コンパスと定規の印がその時代の名残という。現在、世界に数百万人の会員がいるとされる。

 丁度メイソンについて話そうと思っていたので、報道のタイミングに合わせて記事を書いてみる。

 フリーメイソンというと秘密結社の様相を呈する感があるが、例えば世界規模の青少年団体『ボーイスカウト』なんかがメイソンの末端組織だったりする。
 後、内外問わず有名なのは奉仕団体『ライオンズクラブ』や、其の会員制マンション『ライオンズマンション』だろう。

 知り合いにも幹部らしい人は居る。
 独特の「ライオン・オーラ」放っていて、大きな何かを感じる。
 恐らくジャンクスポーツの競馬でも有名な、関口房朗会長なんかもメイソンだろうね、コリン・パウエル氏とも古くから親交があるし、小泉政権下、否、小泉首相当人がメイソの所為かもしれないが、当時パウエル国務長官が来日した際は首相官邸にも出向いている。
 こないだ上場したVSN(株式会社ベンチャーセーフネット)のロゴなんか見ると如何にもって感じの雰囲気だが、喋ってる内容の節々にも其の世界観が見え隠れする。

 何れにせよ、自ら必至扱いて属するのではなく、立派な人間になったら自然に勧誘される性質の物で、有効な外交情報チャンネルだと思う。

 で、フリーメイソンというと、共産党系御得意の『ユダヤ陰謀論』に絡めてカルト組織扱いされる事が多々有るが、抑もメイソンは反共でアメリカ独立に貢献した事からそうした共産主義者の反米思想の象徴としてスケープゴートにされる。
 わからない?
 よく『年収300万円時代を生き抜く経済学』の著者でチャイナスクールで、日本の中小企業を産業スパイみたいに出入りしている年収4000万円超の森永卓郎が、「どうして日本はアメリカと中国でアメリカを選ぶの?」的な発言を真顔で口にするが、抑も日本は共産主義国家じゃないし資本主義国家と共産主義国家なら前者を選ぶのは一般人の感覚として至極当然なわけだが、紛いなりにも経済アナリストたる者が彼のアホ面でスッ惚けた事を言ってのけるからTVタックルでヒール役として重宝される。
 つまり米国と中国は対極に位置する大国だから、其れ故に共産主義者は其の砦である米国叩きを率先してやるわけ。

 で、ユダヤとはどうかと言えば、抑もメイソンは様々な宗教を持った者が集まった組織で、無宗教者を良しとしない。
 但し無宗教者でも無宗教論者としてある程度の「思想」が確立しているなら入会を認められる。
 つまり土着信仰ベースで其の侭来た、「日本て無宗教国だよな、強いて言うなら仏教徒?」的な神仏習合もとい先祖の墓に願掛けしたり、神社が自国派生で仏教が外来と知らない神と仏の区別も付かない、そして其れを「無宗教」と勘違いしてる日本人には向かないわけだが、従ってメイソンの組織体系と宗教派閥の関係は、丁度日本で言う所の『経団連』に例えると分かり易い。
 つまり経団連の組織内で仏教企業と神仏習合企業が覇権争いをする様に、メイソン内部でもユダヤ教徒が増えれば組織を介して世界へ其の力が大きく影響するという事になる。
 現代では宗教どうこうと言うより米軍関係者が圧倒している様だが、メイソンの本質として軍事は欠かせない要素であり、其れについてはもう少し後で述べるとする。
 無論、フリーメイソンの創設者はアブラハムの宗教徒なのだが、会員に多彩な宗教を認めている以上は日本で云うカルト染みた『創価学会』の様な、政治色の強い宗教団体とは一線を画するし、世界観も理念も遙かに凌駕する壮大な組織になるし出来るわけだ。

 更にもう少し日本に蔓延る共産主義に言及するなら、日本の共産党員は無神論者だが仏は信奉していたりする。
 つまりどういう事かと言うと、日本の共産主義者は仏教徒が大半で、且つ過激派は廃神論者で全く以て無宗教じゃないという奇妙奇天烈な存在なのだ。
 だから欧米白人思想と称して、隠れ仏教徒の共産党員は十把一絡げにアブラハム宗教の源流であるユダヤ教を叩くし、国内に於いても仏教思想が源流である経世済民(経国済民)を資本主義と解釈する経団連と、共産主義と解釈する日本共産党は見事に対立するし、寧ろそうした子(=共産主義哲学)が親(=哲学系宗教観)の位置付けを再定義するする様な内部矛盾・自己矛盾を抱える組織は、自ら作った壁を未来永劫超えられず、そして自ら作った妄想『陰謀論』という虚像を見えない敵として独り相撲する滑稽さは、ハッキリ言って対局と呼ぶには烏滸がましい俗物でしかない。
 そして今でこそ犬猿の仲である創価学会と日本共産党は、創価が与党へ癒着する以前に仏教を共通項として共闘していた時期があった。
 恐らく其の習合が上手く行っていたら、北朝鮮が当時のソ連(=ソビエト連邦)から社会主義を学び、其れを取り入れた後に用済みになったソ連を排除し世襲制にして『チュチェ思想』という朝鮮流社会主義組織を形成した様に、池田大作教が出来ていたのかもしれない。

 否、そんな話をするつもりはなかったんだが、メイソンの話に戻る事にする。
Seesaaタグ
鎖国 ユダヤ Colin Powell 聖家族贖罪聖堂 聖徳太子 米国 民主主義 社会主義 メイソンリー 坂本龍馬 cult 共産主義 奉仕団体 友愛団体 連合国 燃料 日本 本部 金剛組 ゼネラル・コンダクター 資本主義 経団連 経国済民 灯油 マシュー・カルブレース・ペリー 国際戦略 木工 Powell 資本 アメリカ 大英帝国 土木 建設 大工 象徴 symbol シンボル 文化 土着 土着文化 会社 組織 企業 宮大工 建築 江戸 US Colin L. Powell 櫛羅 軍事 石工 贖罪 アントニ・ガウディ 経世 陰謀論 ライオンズマンション 英国 共産 イギリス Japan 神仏集合 自由の女神 独立宣言 国際連合 マシュー・C・ペリー ペリー艦隊 アメリカ独立戦争 フランス革命 戦争 ライオンズクラブ ボーイスカウト 秘密結社 哲学 思想 歴史 来航 無宗教 アントニ GHQ General contractor Colin Luther Powell グランド・ロッジ 会員 社会 チュチェ アブラハム 神仏 仏教 小泉純一郎 コリン・パウエル カルト 聖家族 純一郎 ベンチャーセーフネット クジラ 房朗 関口 日本共産党 GAUDI フランス ペリー来航 カルト教団 開国 サグラダ・ファミリア 多国 パウエル 職人 くじら 龍馬 ロッジ 習合 関口房朗 木工職人 多神 汎神 神道 土着信仰 コリン・ルーサー・パウエル 大作 池田大作 紙幣 公明党 創価 中国 共産党 ソビエト 経済 アメリカ合衆国 経世済民 聖堂 ゼネコン 丹下健三 ペリー USA 黒船来航 動物油 油脂 1ドル札 独立戦争 聖家族贖罪教会 革命 Perry 建国 コリン ジャパン 江戸時代 小泉 ニッポン 集合 ガウディ 丹下 フリーメイスン 1ドル フリーメイソン アントニオ・ガウディ 坂本 軍事戦略 戊辰戦争 ダ・ヴィンチ・コード フリーメイソンリー チュチェ思想 Abraham 海軍 国際 戦略 Matthew Calbraith Perry 民主党 共和党 神社 メイスン ユダヤ陰謀論 国連 石工職人 Colin 教会 メイソン 定規 コンパス 自由の女神像 freemason アントニオ 仏国 健三 曲尺 STAR David ダビデの星 トライアングル Triangle PYRAMID ピラミッド 万物を見渡す神の目 万物 神の目 仏像 scale compass 他国 神仏習合 多神教 汎神教 信仰 合衆国 経国 黒船 済民 国家 池田 公明 創価学会 ゼネラル・コンダクタ 中華人民共和国 ソビエト連邦 ソ連

Posted by Virtue at 14:04 | 静岡 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | 論文用
2008/02/12

フリーメイソン第二回~メイソンの経済モデル

 自分はフリーメイソンの本質を「創造と破壊の後見」と見ている。
 1ドル札の裏に描かれているフリーメイソンのシンボル・マーク『万物を見渡す神の目』と『ピラミッド』については、諸説色々な解釈があるが、重要な事は其のピラミッドが「作り掛け」であるという事にある。
 反米主義者やユダヤ陰謀論と言ったトンデモ系な者は、其のピラミッドをヒエラルキー、つまり階級・階層型社会体系や奴隷支配の象徴と批判材料にするが、其れではアメリカをイギリスからの独立・建国させたメイソンの思想に矛盾する。
 だから敢えて持論を言えば、「物を作り続ける」という重要性と公共事業に代表される経世済民的産業の象徴、シンボルであると思っている。
 実際最近のエジプト考古学では、ピラミッド建築は巨大な公共事業であったという説が有力視されている。
 そうした事を『自由な石工』を意味するフリーメーソンと言う名の組合の人等は、仕事を通して悟ったのかもしれない。

 そして「物を作り続ける」という思想哲学は、日本が建国以来数千年に渉って体現・立証して来た事であり、金融に象徴される第三次産業では立ち行かなくなるという事も、日本有数の財閥の歴史から見ても安田財閥で実証済みなのである。
 即ち歴史のサイクルからして先に行ってるのは日本であって、敢えて後進の欧米追従で金融を真似ずとも既に歴史の記憶として答えを知っているのである。
 否、血肉に染み着いている、DNAに刻まれているとしか思えない程の「カネの稼ぎ方」に対する拘りや、「綺麗なカネ」と「汚いカネ」に区別したがる潔癖性は日本人特有の物だろう。
 其れが一種の自浄作用というのか、クレジット・カードを嫌い、ファンドより預貯金に拘る国民性を現象として顕著に見る事が出来る。
 一方、フリーメイソンに象徴されるアメリカではどうするのかと言えば、フランス革命やアメリカ独立戦争や戊辰戦争然り他国への武力介入、即ち戦争で破壊し新たな産業の活路を開くのである。
 まぁ早い話し、戦争屋が紛争地域に最新鋭の武器を売り付け戦争を嗾け破壊の限りを尽くし、勝利したら其処へゼネコン組織が公共事業を請け負うという仕組みだ。

 では石油利権は何かと言えば、其れは戦争をする為のエネルギであって国民生活の為では決してないという事。
 別にアメリカは生活を逼迫する程油不足に成っちゃいない。
 だいたい自国民の生活用の油田は自国内にちゃんと担保してある。
 だからアメリカがオイルショックだの騒いだ時は、「=(イコール)戦争出来ねーじゃねーか!」と言うのが本音。

 ペリーが来航し日本に開国を迫ったのも、日本近郊に多く生息する鯨から採れる油脂、即ち燃料用の動物油が目的、つまり補給(=給油)。
 従って軍事の基本は補給であり、逆に其れを絶ってしまえば戦争は出来ない。
 例えば日本の90式戦車の燃費はリッターたったの250mだ。
 だから以前に小池百合子当時防衛大臣が、「ハイブリッド戦車」とか「ハイブリッド戦闘機」を研究開発して作れみたいな発言をして、防衛省官僚や軍事評論家等を含め総袋叩きに遭っていたが、彼女の発言趣旨としては全く間違っちゃいないという事だ。
 寧ろ既成概念にとらわれて「戦争で省エネも糞もあるか」と抜かしていた頭の古い連中に、リアリティの無い軍オタレベルの危機意識の希薄さを禁じ得なかった。
 もし空冷エンジンに拘って来た本田宗一郎さんが今生きて居られたら、間違い無く小池百合子を笑って支持していただろう。
 エネルギー・マネージメントが出来ない国家に軍事戦略も糞も無い。

【関連記事】
 フリーメイソン第一回~資本主義と共産主義
Seesaaタグ
友愛団体 健三 丹下 本部 奉仕団体 共産主義 compass 定規 コンパス 鎖国 cult カルト 神仏 資本 無宗教 公明党 資本主義 多神 フリーメイソンリー 哲学 済民 チュチェ 金剛組 中国 ボーイスカウト 汎神 江戸時代 US 多神教 ダ・ヴィンチ・コード Japan フリーメイソン カルト教団 集合 多国 ジャパン ニッポン 木工職人 陰謀論 池田大作 経世済民 職人 イギリス 経国 大英帝国 神社 歴史 ゼネコン 日本共産党 社会 共産 創価 習合 GHQ ロッジ 国家 石工職人 ユダヤ陰謀論 池田 Abraham 仏国 秘密結社 freemason フランス 経世 アメリカ合衆国 経済 ソビエト 会員 グランド・ロッジ 英国 メイソン 合衆国 ソ連 ソビエト連邦 中華人民共和国 思想 共産党 来航 ペリー艦隊 建設 神仏集合 ライオンズマンション ライオンズクラブ 神仏習合 土着信仰 アブラハム 石工 公明 木工 大作 軍事 経団連 アメリカ 仏教 チュチェ思想 経国済民 ゼネラル・コンダクタ 創価学会 他国 General contractor USA 汎神教 大工 マシュー・C・ペリー 象徴 信仰 メイソンリー 油脂 神道 聖徳太子 ユダヤ Matthew Calbraith Perry 社会主義 日本 民主主義 米国 黒船来航 Perry 国際戦略 動物油 symbol シンボル トライアングル Triangle PYRAMID ピラミッド 万物を見渡す神の目 万物 神の目 仏像 scale 文化 クジラ 国際 軍事戦略 丹下健三 国連 革命 江戸 戦略 龍馬 坂本 坂本龍馬 自由の女神像 建国 紙幣 自由の女神 独立宣言 独立戦争 土着 土着文化 会社 組織 企業 宮大工 建築 曲尺 STAR David ダビデの星 戊辰戦争 アメリカ独立戦争 フランス革命 戦争 1ドル札 連合国 国際連合 灯油 1ドル ゼネラル・コンダクター 土木 ペリー 海軍 櫛羅 聖堂 贖罪 聖家族 教会 聖家族贖罪教会 サグラダ・ファミリア GAUDI アントニオ・ガウディ アントニオ アントニ アントニ・ガウディ ガウディ Colin Colin Powell Colin L. Powell Colin Luther Powell パウエル コリン コリン・パウエル 純一郎 小泉 小泉純一郎 ベンチャーセーフネット 房朗 関口 関口房朗 聖家族贖罪聖堂 くじら 開国 コリン・ルーサー・パウエル Powell 黒船 ペリー来航 マシュー・カルブレース・ペリー メイスン フリーメイスン 民主党 共和党 燃料

Posted by Virtue at 01:57 | 静岡 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | 論文用

.